英文契約実務の基礎と重要条項の読み方 ― 営業・事業部門が国際取引で押さえる実務ポイント(ZOOM受講)

【 受付中 】

対象会員

プレミアム 全国会員 大阪会員

講師

髙橋玄(たかはし げん)弁護士(アンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業)
 2006年東京大学法学部卒。2007年弁護士登録(60期)。
 2019年アンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業パートナー。米国留学及び豪州トップファームでの出向を経て、現在アンダーソン・毛利・友常法律事務所のシンガポールオフィス代表を務める。
 クロスボーダー・国内M&A案件、独占禁止法関連案件、各種紛争案件、アジア・新興国案件等、企業法務全般に関する豊富な知識・経験を有し、アジア地域でのM&Aを初めとする幅広い分野において、的確かつ実務的なアドバイスを提供。企業向けの英文契約に関するセミナーも多数実施。
 JCAジャーナル 2023年8月号~2024年8月号において、英文契約の入門・実践に関する連載を担当し、2024年7月には、一般社団法人日本商事仲裁協会が主催する英文契約セミナー「英文契約読解のコツと必須知識~売買契約書を題材に」の講師を務めた。

開催日程
2026年04月16日 (木)  ~ 2026年05月14日 (木)
申込定員
100
申込締切
2026年05月13日 (水)
開催趣旨

▶契約書は取引条件を明確化し、リスクを管理するための重要なツールです。しかし、営業担当者や事業部・管理部門・法務部門など、契約に関わるすべての担当者がその内容を細かく精査するのは現実的ではなく、効率的に重要なポイントを見極めることが不可欠です。
▶本講座は、近時重要性を増している英文契約を取り上げ、営業担当者が重要ポイントを見極めることの手助けをすることを目的とする全3回の講座です。
▶第1回で、英文契約の基本構造や主要条項の意味を整理し、契約実務の基礎を解説します。続く第2回ではリスク判断の視点を深め、英文契約の典型的な条項や表現、国際取引に特有の注意点を確認します。
▶さらに第3回では、具体的な英文契約のサンプルをベースにして、英文契約の基本構造や国際取引リスクを踏まえた実務的な注意事項を解説します。
▶法務部門だけではなく、営業や事業・管理部門で契約確認や交渉に関わる方、海外赴任や国内で海外子会社の契約管理を担う方にとっても、実務に直結する内容です。契約初心者から、基礎を整理し直したい方まで幅広く活用いただけます。

主要講義項目

第1回 契約実務の第一歩 ― 契約書の仕組みと英文契約の特徴
目的: 契約書の基本構造・機能を理解するとともに、英文契約の基礎を学ぶ。
1.契約書の基本構造と役割
 ― 営業担当者・事業部門が押さえるべき最低限のポイント
2.英文契約の基礎
 ― 英米法の基礎的な考え方
 ―英米法準拠の契約における留意事項
3.英文契約の構造及び特徴
 ― 英文契約の典型的な構造
 ― 国内契約との共通点・相違点

第2回 英文契約における重要条項と契約リスクの見方
目的: 英文契約における重要条項・表現を学ぶとともに、リスク判断の基礎を整理し、国際取引特有の視点を学ぶ。
4.英文契約の重要条項
 ― 契約期間・解除・損害賠償・責任制限・目的・定義
 ― 紛争解決(準拠法・裁判管轄・仲裁)、補償・賠償条項
 ―実務で特に確認すべき観点
5.英文契約読解の実務的ポイント
 ― 英文契約の基礎知識に入る前の総論的整理
 ― 押さえておくべき重要表現及び読解のコツ
6.英文契約に関する近時のトレンド
 ― 営業担当者がより効率的な対応をするために必要なポイント

第3回 英文契約の実践対応
目的: 英文契約を実際に読み、実務的な要点を整理する。
7.主要契約類型
 ― 秘密保持契約・売買契約・業務委託契約
 ―グループ内取引や親会社保証の整理
8.サンプル契約の読解
 ―サンプル契約の全体構成
 ―重要事項とその注意事項
9.国際取引で特に注意すべき観点
 ― 不要なリスクを負わないためのチェックポイント
 ― 重要度に応じた判断基準とエスカレーションの勘所

受講料

無料

LIVE配信

第1回 2026年4月16日(木)15時〜17時
第2回 2026年4月23日(木)15時〜17時
第3回 2026年5月14日(木)15時〜17時
※第1回~第3回の特定の講座のみ参加の場合には、備考欄にお申込みの講座(第1回~第3回)をご記載ください。
※本セミナーはZOOM開催です。会場受講はございませんので、ご注意ください。

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