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- 中堅・中小企業における企業リスク管理の実践知 ― 法務・登記・保険・調査の専門家の知見と対話から探る、企業リスクへの備えと対応力(福岡会場受講)
中堅・中小企業における企業リスク管理の実践知 ― 法務・登記・保険・調査の専門家の知見と対話から探る、企業リスクへの備えと対応力(福岡会場受講)
【 受付中 】
- 対象会員
-
プレミアム 全国会員 大阪会員
- 講師
田中 雅敏 弁護士・弁理士(明倫国際法律事務所)
原野 太志 氏(株式会社 東京商工リサーチ 福岡支社)
小野 絵里 司法書士(プレイドリーガル司法書士事務所)
井出 豪彦 氏(東京経済株式会社 取締役東京本部長)
白井 亮隆 氏(丸紅セーフネット株式会社 九州支店長)- 開催日程
- 2025年11月14日 (金)
- 会場開催
11月14日(金)13時30分〜17時(休憩・質疑応答込)
- 申込定員
- 40
- 申込締切
- 2025年11月07日 (金)
- 開催場所
ONE FUKUOKA CONFERENCE HALL Terrace Room
(〒810-0001福岡県福岡市中央区天神1-11-1 ONE FUKUOKA BLDG.6F)- 開催趣旨
▶世界経済の不透明感がかつてないほど高まる中、企業経営を取り巻くリスクも多様化・複雑化の一途をたどっています。米中摩擦の激化、為替や資源価格の乱高下、地政学的リスクの長期化に加え、国内においても物価・金利の上昇、人手不足、資材高騰などの課題が重なり、中堅・中小企業を中心に倒産件数は上昇傾向にあります。
▶こうした状況下で、企業にとって課題の一つが「コンプライアンス」への対応です。コンプライアンスとは単に法令を守るという意味にとどまらず、企業が社会的信頼を得て持続的に成長していくための「経営の質」を問うものとなっています。内部統制やリスクマネジメント、反社チェック、粉飾決算・循環取引などの企業不正など、幅広い分野においてコンプライアンスの重要性が増している今、求められるのは、現場で実際に使える実践知と、多様なリスクに対応できる柔軟な視点です。
▶そしてもう一つ、多くの企業が悩むのが、「自社でコンプライアンス研修をどこまで、どのように実施すべきか」という具体的な取り組み方です。形式的な対応で終わらせるのではなく、実効性ある教育体制を構築するには何が必要なのか――本セミナーでは、その問いに対しても、各分野の専門家が多角的にアプローチし、模索する場とします。
▶本セミナーでは、「企業リスク管理」をテーマに、複数の視点から経営の安全性と信頼性を多角的に見つめ直します。法務、登記、保険、調査といったそれぞれの専門分野から、リスクの見極め方、備え方、そして日常業務や教育体制にどう落とし込むべきかを、専門家との対話を通じて深掘りしていきます。- 主要講義項目
パート①「ここまで押さえれば大丈夫 「中小企業」のコンプライアンスの勘所」
開催趣旨:大企業に比較して、様々なリソースが不足しがちな中小企業において、経営やビジネスのスピードを維持しつつ、小規模法務で「中小企業に適した」適切なコンプライアンス体制を構築・運用するためのポイントと基本的手法を解説します。事業と組織が安定して発展する土台を作るために、中堅・中小企業が行うべき具体的対応についての理解を深めます。
講師:田中 雅敏 弁護士・弁理士(明倫国際法律事務所)
明倫国際法律事務所代表弁護士。企業法務、知的財産、国際業務、契約関係、労働法務等の分野を中心に幅広く活躍する。1994年 慶応義塾大学総合政策学部卒、1999年 弁護士登録、2001年 弁理士登録、2025年4月 公認不正検査士。パート②「データから見る金融動向と企業倒産。今後対応すべきリスク」
開催趣旨:金融動向や企業倒産の兆候を、調査現場の視点とデータから見ることで、信用力の変化をどう見抜くかを解説します。中小企業が実務で活用できるリスクの見極め方に加え、社員教育や社内体制に取り入れるべきチェック観点も具体例を交えて紹介します。
講師:原野 太志 氏(株式会社 東京商工リサーチ 福岡支社)
株式会社東京商工リサーチ福岡支社所属。2016年入社、調査部を経て、2025年情報部に所属。パート③「登記の落とし穴〜中小企業の信用と継続を守るリスク管理〜」
開催趣旨:登記は企業の信用と継続に直結する重要な情報資産であり、その実効性は適切な法務手続を前提とします。中堅・中小企業においては、登記の遅れや手続の不備が、思わぬ信用低下や資金調達リスクを招くことも。本セッションでは司法書士の視点から、登記に関わる実務の留意点と、経営を支える情報管理のポイントを具体的に解説します。
講師:小野絵里 司法書士(プレイドリーガル司法書士事務所)
プレイドリーガル司法事務所代表司法書士。各種登記手続を中心に、企業活動に係る法務手続を専門的に取扱う。2002年司法書士試験合格、2003年九州大学法学部卒。日本司法書士会連合会商業登記・企業法務対策部部委員。パート④「情報から見る企業の実態」
開催趣旨:企業の実態を見極めるには、財務指標だけでなく、調査現場で得られる定性情報の活用が欠かせません。本セミナーでは、中小企業における反社チェックや信用評価、倒産リスクの兆候を、具体的な情報の読み解き方から解説。社員教育や社内体制に活かせるチェック観点も紹介します。
講師:井出豪彦様(東京経済株式会社 取締役東京本部長)
1973年石川県生まれ、99年東京経済株式会社入社、2009年中小企業診断士登録、14年取締役東京支社副支社長、21年取締役東京支社長、22年より現職対談企画
「社員・取引先・経営者を守る!中堅・中小企業のための“現場で機能する”コンプライアンスの仕組みづくり」
開催趣旨:これまでの各パートで提示された専門知見(法務、金融動向、登記、調査情報)をふまえ、最終セッションでは、それらをどう実務に落とし込み、中堅・中小企業の現場で実際に機能する「コンプライアンス体制」や「リスク管理の仕組み」を構築するかをテーマに、分野横断で議論します。
講師:パート①〜④の登壇者
モデレータ:白井 亮隆氏(丸紅セーフネット株式会社 九州支店長)
保険コンサル歴16年。上場企業向けD&O、製造・卸向け取引信用、海外進出企業向けグローバルを多数担当。幅広い業種を支援し事例が豊富。実務に根ざした設計と運用で最適なリスクマネジメントを支援。- 受講料
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※本講は会場開催・LIVE配信セミナーですが、講義日以降に編集後の本講の録画動画を配信します。
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