企業の真価を見抜け!数字・保険・倒産から読み解く、3つのプロ視点で探るリスクの本質(WEB受講)

【 受付中 】

対象会員

プレミアム 全国会員 大阪会員

開催日程
2025年08月15日 (金)  ~ 2025年09月16日 (火)
講義時間

約3時間

申込締切
2025年09月16日 (火)
開催趣旨

▶世界経済の先行きがかつてないほど不透明さを増す中、企業を取り巻くリスクも複雑化・多様化しています。米国による対中追加関税の再開やグローバルな保護主義の再燃、為替や資源価格の乱高下、さらにウクライナや中東を巡る地政学的リスクの長期化など、企業経営に与える影響は深刻かつ広範です。国内においても、物価・金利の上昇、人手不足、資材コストの高騰などが重なり、特に中堅・中小企業を中心に倒産件数は増加傾向にあります。今、私たちは「これまでの常識が通用しない時代」を迎えていると言っても過言ではありません。
▶こうした状況の中で求められるのは、見かけの数字や一時的な業績だけにとらわれず、企業の実態や潜むリスクを多面的にとらえる力です。本セミナーでは、企業調査・保険・監査といった異なる分野の専門機関が集まり、それぞれの立場から企業リスクを読み解くヒントをお届けします。
▶パート①では、帝国データバンクが登壇。2025 年に入ってからの倒産動向から、景気の変化や業界特有の課題についてわかりやすく解説します。
 パート②では、日本貿易保険が、海外ビジネスに潜む信用・カントリーリスクへの備えとしての「貿易保険」の仕組みや活用事例を紹介。想定外のリスクにどう備えるか、そのヒントが得られます。
 パート③では、あずさ監査法人による財務分析の基礎講座。財務諸表の見方や健全性・安全性の判断ポイントなど、審査や取引判断にすぐに役立つ視点を学べます。
▶本企画のメインである対談企画ではパート①〜③を受け、丸紅セーフネットのモデレーションのもと、登壇会社全員による対談を実施。数字・保険・倒産という異なる視点から、今後の企業評価やリスク戦略をどう考えるべきかを掘り下げます。専門家同士のやり取りを通じて、実務に落とし込める多くの気づきが得られるはずです。
▶経営企画、審査、財務、営業、リスク管理部門など、企業の見極めと判断に関わるすべての方にとって、有益な学びの場となる本セミナー。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

主要講義項目

冒頭解説 変化する経済環境における企業リスクの理解と対策(㈱商事法務 債権管理実務研究会 事務局)
パート①「2025 年 倒産動向から経済動向を学ぶ」 
大隅 真志 氏(株式会社帝国データバンク 名古屋支店情報部長)
愛知県出身。㈱帝国データバンク名古屋支店に入社、営業部に配属、次に調査部に配属され、企業信用調査を行う。後に調査部長を6年務める。2016 年に長野支店長として赴任、2024 年10 月より名古屋支店情報部長(現職)。帝国ニュース中部版(情報紙)の作成、倒産取材や倒産集計の発表などを行う。
パート②「貿易保険の仕組みと保険を活用したリスク管理」
岡田 昇祥 氏(株式会社日本貿易保険 大阪支店 営業グループ)
京都大学経営管理大学院修了/MBA。三菱HC キャピタル㈱に入社。医療機器の海外向けファイナンス、ヘルスケアファンドの介護事業所投資案件を手掛ける。その後、関西電力㈱に入社し、LNG トレーディング業務に従事。貿易実務に携わり、㈱日本貿易保険に入社。現在は中堅・中小企業の海外展開支援を行っている。
パート③「企業実態を把握するための財務分析の基本」
小川 紀久子 氏(有限責任 あずさ監査法人 企業成長支援本部所属 テクニカル・ディレクター)
早稲田大学商学部卒。上場会社の監査の他、上場支援業務、財務デューデリジェンス業務、VC ファンドの監査に従事。経理担当者に向けた、会計についてのわかりやすさを意識したセミナー開催等に注力。著書として、「株式上場の実務ガイド Q&A」(中央経済社/共著)。
対談企画 
「リスクを多角的に読み解く!!国内外の潮流と企業評価のリアル
 ~倒産動向・貿易保険・財務分析+内部統制・不正防止・倫理視点から考える 2025 年のリスク戦略~」
大隅 真志 氏(株式会社帝国データバンク 名古屋支店 情報部長) 【前掲】
髙橋  透 氏(株式会社日本貿易保険 大阪支店 営業グループ長)

専修大学法学部法律学科卒。The State University of New York at Buffalo, The School of Management, the CertificateProgram 修了。船舶、鉄道、電力、LNG 案件等の融資保険引受や引受済み案件のリストラクチャリングに従事。また、外国の保険会社や輸出保険機関との再保険契約を手掛ける。現在は大阪支店で中堅・中小企業の海外展開支援を行っている。
伏木 貞彦 氏(有限責任 あずさ監査法人 企業成長支援本部所属 パートナー)
明治大学商学部産業経営学科卒。IPO に向けた企業を支援する企業成長支援本部に所属し、Saas、IT を中心とした情報通信サービス業等の様々な業種業界のIPO 案件に関与するとともにIFRS による新規上場案件も担当。このほか幅広い業種でのM&A 支援(財務デューデリジェンス、ストラクチャー支援)やVC やPE ファンドへのLP 出資時の調査業務等にも関与。日本公認会計士協会租税政策検討専門委員会委員。著書として「株式上場の実務ガイドQ&A」(中央経済社/ 共著)、『事業再生・倒産実務全書』(金融財政事情研究会/ 共著)。
【モデレータ】
木村 憲司 氏(丸紅セーフネット株式会社 名古屋支店長)
㈱ダイエーで保険事業に従事後、2006 年丸紅セーフネット㈱に入社。主に西日本の丸紅グループを中心とした企業分野のリスクマネジメントに携わる。北陸エリア開拓後、中部エリア担当として2022 年に現職に着任。主に新規事業支援に関する保険組成を行っている。

受講料

無料

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