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- プロジェクトファイナンスの基礎と実務〔全2回〕第2回 応用編(会場受講)
プロジェクトファイナンスの基礎と実務〔全2回〕第2回 応用編(会場受講)
【 申込締切 】
- 対象会員
-
プレミアム 全国会員 大阪会員
- 講師
◆第1回担当講師◆
○細井文明(ほそい みちあき) 弁護士(渥美坂井法律事務所・外国法共同事業)
静岡県出身。東京大学法学部卒。2002年、弁護士登録(第二東京弁護士会所属、55期)。2002年に渥美臼井法律事務所(現渥美坂井法律事務所・外国法共同事業)に入所し、2009年より同事務にてパートナー弁護士として執務。
専門は、ファイナンス及びエネルギー/インフラ事業。主な著書は、『海外エネルギープロジェクトの契約実務』(中央経済社、2019)<共著>、『コンセッション・従来型・新手法を網羅したPPP/PFI実践の手引き』(中央経済社、 2018)<共著>
◆第2回担当講師◆
○島﨑哲(しまざき あきら) 弁護士(渥美坂井法律事務所・外国法共同事業)
神奈川県出身。上智大学法学部国際関係法学科卒。2009年、弁護士登録(第二東京弁護士会所属、62期)。
ホワイト&ケース法律事務所を経て、独立行政法人日本貿易保険 (NEXI) に出向(2014年4月~2017年3月)。ロンドンの法律事務所を経て、2021年より同事務にてパートナー弁護士として執務。
専門は、プロジェクトファイナンス、エネルギー事業等。主な著書は、『海外エネルギープロジェクトの契約実務』(中央経済社、2019)<共著>
○本郷真弓(ほんごう まゆみ) 弁護士(渥美坂井法律事務所・外国法共同事業)
東京都出身。上智大学法学部国際関係法学科卒。2020年、弁護士登録(第一東京弁護士会所属、73期)。
外務省を経て、2008年、三菱重工株式会社入社。同社で数多くのインフラ案件に携わった後、2022年より同事務にてパートナー弁護士として執務。
専門は、エネルギー/インフラ事業等。主な著書・Web掲載記事は、『海外エネルギープロジェクトの契約実務』(中央経済社、2019)<共著>、『ENAAモデルフォームプロセス・プラント版国際標準契約書2023年改訂版』(一般財団法人エンジニアリング協会、2023)<共著>、"JAPAN: An Introduction to Construction," Chambers and Partners (2023) <共著>- 開催日程
- 2024年09月11日 (水)
- 会場開催
9月11日(水)15時〜17時30分(質疑応答込)
- 申込締切
- 2024年09月10日 (火)
- 開催場所
株式会社商事法務 会議室(東京都中央区日本橋3-6-2 日本橋フロント3階)
- 開催趣旨
▶プロジェクトファイナンスは、当初、資源・エネルギー関連のプロジェクトに多額の資金を必要とし、一企業単独で負担するにはリスクが大きい場合の資金調達手段として開発されましたが、現在では多様なプロジェクトが対象となり、サービス・インフラ関連のプロジェクトへとその適用領域を拡大してきました。また、対象領域も先進国ばかりでなく、発展途上国における資金調達手段として、活用範囲および重要性は手法の進化発展とあいまって大きくなっています。
▶企業に置き換えてみると、大規模プロジェクトを扱う企業においては、その複雑化・多様化している手法や考え方などの基本的な理解が求められます。一方で大規模プロジェクトを扱わない企業にとっても、プロジェクトファイナンスを学ぶことで「銀行の考え方、担保、CF分析やコントロール手法、各種リスクへの対応」などは通常の取引審査の観点からも汎用性のある考え方が習得できます。
▶そこで、本講座では、第1回基礎編では、プロジェクトファイナンスの基本的な考え方やスキーム・関係当事者への影響などを解説します。第2回応用編では、海外におけるプロジェクトファイナンスの留意点や関連する契約について解説します。- 主要講義項目
第1回 基礎編(2024年9月4日)〔担当講師:細井文明 弁護士〕
1.プロジェクトファイナンスとは何か
2.プロジェクトファイナンスの典型的なストラクチャー
3.銀行による融資の特徴(バンカビリティ・デットサイジング)
4.ローン契約
(1)基本的な内容
(2)プロジェクト関係者にも影響ある条項
5.担保契約
(1)プロジェクトファイナンスにおける担保の目的
(2)プロジェクト関係者への影響
6.プロジェクト関連契約(PFで銀行の修正・規定を要請する事項)第2回 応用編(2024年9月11日)〔担当講師:島崎哲弁護士・本郷真弓弁護士〕
1.海外プロジェクトファイナンスの特徴
(1)海外プロジェクトの種類
(2)日本企業による海外プロジェクトファイナンスへの取組み
2.プロジェクトファイナンスを選択する視座、キャッシュフロー分析とコントロール手法
3.プロジェクトファイナンスにおけるECAの活用
(1)ECA概要
(2)OECDガイドライン
(3)JBIC/NEXIファイナンス活用のポイント
4.各種リスクへの対応
(1)完工リスク、操業リスク、オフテークリスク、環境・災害リスク
(2)カントリーリスク、特に各国制裁法への対応の難しさ
5.プロジェクト関連契約
(1)レンダーの視点
(2)EPC契約
(3)O&M契約- 受講料
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無料
※募集は締め切りました