法務・審査担当者のための企業会計・税務入門講座 ~企業の「取引」行為を中心に~(WEB受講)

申込締切

対象会員

プレミアム 全国会員

講師

染谷英雄 公認会計士・税理士(つばさ税理士法人)

開催日程
2024年04月15日 (月)  ~ 2024年05月15日 (水)
講義時間

約3時間

申込締切
2024年05月15日 (水)
開催趣旨

▶法務・会計・税務は各々の主管部門によって業務が分掌され、それぞれについて専門的なビジネス領域が形成されていますが、実際の企業活動上では相互に密接な関連が生じており、法務・審査担当者にとっても会計・税務の知識や着眼点を幅広く有しておくことは、企業のリスクマネジメントとしても重要テーマであると言えるでしょう。
▶しかしながら、例えば法律上の「取引」概念と会計上のそれとは必ずしも同一ではなく、また会計と税務においても、同じ用語であっても定義は一致していないことがあります。法務・審査担当者としてまずは、基本的な知識を身に付けることが必要不可欠です。リスク管理(審査実務・与信管理・債権管理・経営分析など)において、会計・税務項目の関連する部分に着目することも重要でしょう。
▶そこで本講座では、決算書の基本的な構造や会計上の「取引」の概念を整理したうえ、企業の法務・審査部門が理解しておきたい会計・税務のポイント、契約書審査の場面で見落としがちな税制の実務、また課税に関する税務当局の考え方等について、業務委託契約書や株式譲渡契約書、合併契約書、消費税のインボイス制度など、具体的な事例をいくつか交えながら、基礎概念をわかりやすく解説してまいります。

主要講義項目

Ⅰ 企業会計に関する法制度のあらまし
Ⅱ 簿記・会計上の「取引」と契約上の「取引」は必ずしも同じではない
 1 両方の取引が一致する場合と一致しない場合
 2 各種の契約で発生する会計上の項目
Ⅲ そもそも経理部は何をしているのか~B/S、P/Lができるまで~
 1 仕訳と勘定科目
 2 決算書の体系と主要会計基準(取引に基づくもの)
Ⅳ 不適切な会計処理と粉飾決算は何が違うのか~決算書をめぐる諸問題~
 1 不適切な会計処理と過年度修正(過年度の決算を修正する場合
 2 粉飾決算(取引を仮装/隠蔽しているもの)
 3 リスク管理(審査実務・与信管理・債権管理・経営分析など)と会計項目の関係
Ⅴ 契約書作成業務と企業活動に関わる各種税制
 1 各税制の用語定義
 2 法人税(不良債権処理、寄附金)・消費税・印紙税・源泉所得税
 3 業務委託契約書や株式譲渡契約書、合併契約書などの簡単なポイント
 4 インボイス制度の導入と取引への影響
 5 税務申告書や科目内訳明細書の見どころ(売掛金・貸付金・仮払金など)
 6 国税庁webサイトで活用できる部分はあるのか
Ⅵ 税務調査とビジネスリスク、コンプライアンス

大阪会員向け割引特典講座のご案内

こちらより申込みいただき、備考欄に「債権管理実務研究会会員」と記載してください。記載のある方に限り、原則3割引価格でご提供いたします。

優待価格:1名につき23,100円(税込)〔一般価格 33,000円(税込)〕

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